仕事がリモートになって思うこと
気づけばSE10年目。
ほとんどSESで常駐がメインの為、今まで色々な現場に行ったがいつも気にしていたのは通勤時間。
ひどい時は足立区から大船までの片道1時間半!
よく隙間時間に~~~とか、通勤時間で効率よく~~~とか見るけど、
満員電車に揺られて、乗換をして読書等々できる訳がない。
5分ずつでも塵も積もれば、より家でまとめて時間を取ったほうが遥かに効率的だと思う。
家でも時間が取れないなら、通勤時間を短くして時間を作るか、諦めるしかない。
で、現場からの往復に疲れていつも「パソコンの仕事なんだから、家でやれればこの往復3時間、好きに使えるのに」「せめて通勤時間も勤務時間としてカウントしてくれよ」と思っていた。
2020/4月の頭、現場のビルでコロナ感染者が出たとのことで中旬まで自宅待機となった。
そして4月の中旬頃に現場でノートPCが配られ、リモート作業が始まった。
まだ1カ月も経っていないが、思ったことをまとめてみる。
リモート作業と現場作業の違いは言うまでもなく仕事をする場所が自宅か現場か
まずはメリット
・通勤しなくてもよいのでコロナをはじめ、病気の感染や事故のリスクを軽減できる。
・通勤時間に費やしていた時間を有効に使える。(例え睡眠でも)
・作業中に好きな音楽をかけたり、休憩時に横になって休んだり、人目を気にしないで良い
→よく昼食後とか眠くなるが現場だと人目を気にしたり、デスクに伏せる程度だが、
自宅であれば思いっきり寝てスッキリすることが可能。→かえって効率的に仕事できる。
・好きな昼食をとることができる。
→コロナ環境で店内で食べることは不可だが、お弁当を用意する必要もなく、
高いランチ代を払わずとも、家で家族と温かいごはんを食べることができる。
そしてデメリット
・人との会話が減る。
→仕様の確認など対面なら少し話せば済む問題もいちいちチャットしたり、
電話したりで確認しなければならないので、面倒。
→特に新人や若手は聞きたいことがいっぱいあると思うので大変そう
→独身の場合、孤独を感じるかも
→リモート会議を密にすれば解消できる。
・通信ラグで作業効率が落ちる。
→ウチは通信環境が良好なのでラグはほとんど感じられないが、
ネットが遅い場合はイライラが募りそう。
・作業環境の違いで作業効率が落ちる
→現場はWindowsだがノートはMacなので、その差に少し苦しんでいる。
→元々自宅で仕事をする予定でなかった為、PC用の椅子がなく長時間の作業をすると腰、尻が死ぬ。。。
・セキュリティ対策が必要
→基本的には会社がやってくれてるはず。
→開発なので、本番データを使用するわけでもないし、データ持ち出しのリスクは現場とさほど変わらないと思う。
・出不精になりやすい
ウチの会社では今回自前でリモート環境を全社員に整備してもらえなかったが、
SEの会社なら会社の経費ですべて用意して欲しいと思う。
環境面が整えて仕事したいのであれば今は個人事業主としてやった方が自由に経費扱いにできるし、良いのかもしれない。
団塊の世代?昔気質の頑固者が続々とリタイアしているのか、
時代の変化に対応できる人が会社の上流に増えているようで、
少しずつ仕事がしやすくなってきていると感じている。
(ウチの場合育休を半年間取らせてもらえた(2回))
デメリットよりメリットの方が大きいので、
できればこのままリモート作業が増えていく世の中に切り替わって欲しい。
元々人と話すのが好きなので、野球チームのメンバーとリモート飲み会をやってみたが、こちらも結構良かった。